スケール練習 教会旋法(モード)
教会旋法それぞれの指板上の音程関係を把握するための練習です。
メジャー系モードは
イオニアン(=メジャースケール)、リディアン、ミクソリディアン
マイナー系モードは
ドリアン、フリジアン、エオリアン(=ナチュラル・マイナー・スケール)、ロクリアン
(スケールページの3.教会旋法を参照)
メジャー系モードをメジャースケールと比較した場合の特徴音(譜例赤印)は
・リディアン #4
・ミクソリディアン ♭7
マイナー系モードをナチュラル・マイナー・スケールと比較した場合の特徴音(譜例赤印)は
・ドリアン ナチュラル6
・フリジアン ♭2
・ロクリアン ♭2、♭5
練習方法
練習のポイントはひとつのポジションで横に動かないように弾くのではなく、それぞれのモードの根音を指板を
横切るようにどんどん移動して、タブ譜にあるようにポジションを変化させていくことです。
その際、特徴音を意識することが大切。指板全体の音を覚えるのに効果があります。(けっこう難しい)
ポジション移動せずに練習すると簡単過ぎ、音程把握もあまり意識できないでしょう。
譜例1は5弦3フレットから始まるKeyCのモード群です。
譜例2は6弦3フレットから始まるKeyGのモード群です。
譜例1
譜例2