スケール2


重要スケール

1.ペンタトニック・スケール

 ペンタはギリシア語で数字の5、トニックは英語で主音の意味です。つまり、5つの音からなる音階といえます。
定義は1オクターブに5つ音が入る5音音階ということですから、様々なペンタトニック・スケールが考えられます。
ここでは代表的なメジャーペンタトニックとマイナーペンタトニックを説明していきます。

メジャーペンタトニック(譜例1)はメジャースケールから4番目(ファ)と7番目(シ)の音を抜いたもの(ヨナ抜きと覚える)。

譜例1

・2オクターブのCメジャーペンタトニック

マイナーペンタトニック(譜例2)はナチュラルマイナー・スケールから2番目(レ)と6番目(♭ラ)を抜いたもの。

譜例2

・2オクターブのCマイナーペンタトニック

図1

図1の左がメジャーペンタトニック、右がマイナーペンタトニックのポジションです。


順次進行と反復進行

 音階の順次進行とは、ド、レ、ミ、ファ・・などのように隣の音に順番に進む進行(上昇、下降)のことをいいます。
反復進行とはド、ミ、レ、ファ・・のように上昇、下降を交互に繰り返すジグザグ進行のような場合の進行をいいます。
スケールを自由に弾けるためには順次進行の練習だけではだめでしょう。反復進行の練習も取り入れるべきです。

 ほんの一例ですがメジャーペンタトニック、マイナーペンタトニックそれぞれの3連符を使ったパターンが譜例3、4です。
譜例と音は上昇型だけですが、下降型も練習するとよいでしょう。様々な反復進行を研究してみてください。


譜例3

譜例4

おまけ

 他に有名なペンタトニックをひとつ。メジャースケールの2番目、6番目を抜いた沖縄のスケールですね。
ちなみに以前、バリ島に行ったとき、おみやげでおもちゃの鉄琴を買ったら、沖縄のスケールでできていました。
東南アジアで馴染みのあるペンタトニックなのでしょうか。